歯科衛生士おすすめ!毎日の口腔ケアを変える優秀グッズ6選!
2026年3月9日
こんにちは。
歯科衛生士の宮内です。
厳しい寒さが落ち着き始め、春の訪れを感じる季節をなりました。
季節の変わり目、みなさん体調を崩さずにお過ごしください。
本日は歯科衛生士の視点から、毎日の歯みがきをワンランクアップさせる「おすすめ口腔ケアグッズ」をご紹介します。
「毎日歯みがきしているのに、むし歯や歯ぐきのトラブルがある…」
そんな方は、使っているケアグッズを見直すだけで改善することも多いです。
今回は、歯科衛生士が実際に患者さんにもよくおすすめする、効果的な口腔ケアグッズをご紹介します。
1. 歯科専用の歯ブラシ
市販の歯ブラシも良いですが、歯科医院で販売されている歯ブラシは
・種類が豊富
・歯ぐきに優しい
・奥歯まで届きやすい
など、プラーク除去効率を重視して設計されています。
歯科医院で歯ブラシを購入する場合、歯科衛生士が患者さんの口腔内に合った歯ブラシを処方いたします。
歯ブラシの種類がたくさんあり悩んでしまう方は、歯医者で購入することをおすすめします。
2. デンタルフロス(むし歯予防の必須アイテム)
実は、歯ブラシだけでは約60%しか汚れは取れません。
残りの汚れの多くは歯と歯の間です。
そこで必要なのがデンタルフロス。
種類
・ホルダータイプ(初心者向け)
・糸巻きタイプ(慣れている人向け)
毎日1回使うだけでも、むし歯・歯周病の予防効果が大きく変わります。

3. 歯間ブラシ(歯ぐきケアに効果的)
歯と歯のすき間がある方には、歯間ブラシがおすすめです。
特に
・歯周病が気になる
・歯ぐきが下がってきた
・ブリッジがある
という方には必須のケアアイテム。
サイズが合っていないと
・歯ぐきを傷つける
・汚れが取れない
ため、歯科医院でサイズを確認してもらうのが理想です。

4. マウスウォッシュ
マウスウォッシュは歯みがきの代わりではなく補助ケアとして使います。
効果は
・口臭予防
・細菌の増殖抑制
・お口のリフレッシュ
就寝前や外出前の使用がおすすめです。
ただし、アルコールが強いものは口が乾燥しやすいため注意です。

5.舌ブラシ(口臭対策)
口臭の原因の一つが**舌の汚れ(舌苔)**です。
歯ブラシで舌を磨く方もいますが、実はこれは舌を傷つける可能性があります。
舌専用ブラシなら
・舌に優しい
・効率よく舌苔除去
朝のケアに取り入れると口臭予防に効果的です。

6.フッ素入り歯みがき粉
むし歯予防にはフッ素配合歯みがき粉がおすすめです。
フッ素の働き
・歯を強くする
・再石灰化を促す
・むし歯菌の働きを抑える
最近は**高濃度フッ素(1450ppm)**の歯みがき粉が主流になっています。
ポイント
・すすぎは少量の水で1回だけ
これにより、フッ素をお口の中に残すことができます。
まとめ
毎日の口腔ケアは、道具選びで効果が大きく変わります。
歯科衛生士として特におすすめの基本セットは
・歯ブラシ
・フロス
・フッ素歯みがき粉
この3つを習慣にするだけで、むし歯や歯周病の予防効果は大きく向上します。
さらに大切なのは、定期的な歯科検診とプロフェッショナルケアです。
セルフケアと歯科医院でのケアを組み合わせて、健康なお口を保ちましょう。
歯周病と糖尿病の関係について
2026年2月24日
医院ブログを読みに来て頂いた皆さんこんにちは今晩は、歯科医師の鈴木です。
最近は日差しも暖かくなり過ごしやすい天気が続くようになりましたね。
と言いつつも朝晩はまだまだ冷え込みます。
インフルエンザ等の感染症も多いと聞きます。
寒暖差が大きい今、皆様も体調には十分に気をつけてお過ごし下さい。
さて今回は歯周病と糖尿病の関係についてお話ししていきたいと思います。
歯周病と糖尿病は双方関係にあります。

①糖尿病があると歯周病の発症リスクが上がる又は歯周病を悪化させる。
糖尿病がある方は一般の人と比べて2.6倍も歯周病にかかりやすいという研究データがあります。
糖尿病によって
白血球の機能低下(免疫力低下)が起こり細菌感染しやすくなります。また血管障害による血流の低下が起こり酸素運搬能の低下し、免疫細胞(白血球)が感染部位に届きにくくなります。
歯周病菌は酸素がない環境を好む為より歯周病菌が増殖しやすい環境になります。
②歯周病は糖尿病を悪化させる

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
炎症が起きている歯周病組織からはTNF-αと言う炎症性サイトカインが放出されます。
このTNF-αは、全身のインスリンの働きを悪化させ、血糖コントロールを困難にします。

③歯周病治療によって糖尿病が改善される?
歯周治療によって糖尿病が改善されると言われております。
歯周病治療を行う事で歯周病の原因となっている歯石等を除去し炎症をコントロールすればインスリン抵抗性も改善され血糖コントロールも改善されます。
糖尿病の検査値(ヘモグロビンA1c)の改善度は平均0.4%くらいと言われています。
歯周病と全身の健康
歯周病は糖尿病だけでなく心筋梗塞、脳梗塞、早産・低体重児出産、誤嚥性肺炎などの重篤な全身疾患に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、口の中だけの問題として捉えず、全身管理の視点からケアしてくれる歯科医を持つことが推奨されます。

④まずはかかりつけ歯科医を見つけよう
かかりつけ歯科医を持つメリット
- 継続的な健康管理: 過去の病歴や体質を把握しているため、わずかな変化にも気づきやすく、早期発見・早期治療につながります。
- 予防・重症化の防止: 定期的な健診やクリーニングを通じて、虫歯や歯周病の進行を未然に防ぐことができます。
- 適切な専門医療への連携: 必要に応じて大学病院や他科の専門医、を紹介するコーディネーターの役割も果たします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
単に虫歯を治すだけでなく、乳幼児期から生涯にわたり、皆様の口腔内の健康維持や予防、さらには全身の健康増進をサポートできるよう全力で取り組んでいきたいと思います。
デジタル技工と歯科治療の関係について
2026年2月9日
こんにちは!歯科技工士の今井です🦷
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あっという間に2月になりましたね⛄️
立春がすぎたこの時期は、1年で最も寒い時期と言われているそうです。
みなさまお身体に気をつけてお過ごしください!
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今日は、デジタル技工と歯科治療の関係についてお話していきます。
近年、歯科医療の現場では「デジタル化」が急速に進んでいます。
その中でも重要な役割を担っているのが 「デジタル技工」 です。
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「技工」と聞くと、歯の被せ物や詰め物を作る裏方の作業というイメージがあるかもしれませんが、
実はこの分野の進化が、治療の質そのものを大きく変えています。
今日はなかなか知る機会のない「デジタル技工」についてお話していきます!
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■ デジタル技工とは?
従来は、粘土のような印象材で歯型を取り、石膏模型を作り、
歯科技工士が手作業で補綴物(被せ物・詰め物など)を製作していました。
デジタル技工では、
• 口腔内スキャナーで歯を撮影
• コンピューター上で設計(CAD)
• 機械で削り出して製作(CAM)
という流れで、歯型から技工物製作までをデータ化して行っています。
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■ 歯科治療にどんなメリットがあるの?
① 精度が高く、長持ちしやすい
デジタルスキャンにより、非常に細かい歯の形までデータとして再現できます。
そのため、被せ物や詰め物の適合が良くなり、• 外れにくい
• むし歯の再発リスクが下がる
• 治療が長持ちしやすい
といったメリットにつながります。
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② 治療期間の短縮
データはすぐに技工所へ送信できるため、従来のような模型の郵送が不要になります。
症例によっては短期間で補綴物が完成することもあり、通院回数の軽減にもつながります。
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③ データ保存ができる安心感
口腔内データは保存できるため、
• 破損時の再製作がスムーズ
• 治療前後の比較が可能
• 将来の治療計画に活用できる
など、長期的な口腔管理にも役立ちます。
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④ 医院と技工所の連携強化
歯科医師と歯科技工士が同じデータを見ながら設計を確認できるため、
• 咬み合わせ
• 形
• 見た目
のズレが少なくなり、より質の高い治療が実現します。
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■ デジタル技工が活躍する治療
• セラミックの被せ物や詰め物
• インプラント治療
• マウスピース矯正
• 義歯(入れ歯)
など、さまざまな治療分野で活用されています。
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■ まとめ
デジタル技工は単なる機械化ではなく、
治療の精度・安全性・患者さまの満足度を高めるための技術です。
これからの歯科医療は、
「治療」+「デジタル技工」 が当たり前の時代へと進んでいます。
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患者様により快適でより精度の高い治療を提供できるよう、
当院でもデジタル技術を活用し最新鋭の設備を整えております。
気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
みなさまのご来院をお待ちしております!
歯科助手の一日
2026年1月26日
こんにちは。
歯科助手・トリートメントコーディネーターの川上です。
新年が始まって、あっという間に1月も終わりを迎えようとしています。
まだまだ寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回のブログは「歯科助手の一日」についてです。
歯科助手と聞くと皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?
・水や唾液を吸ってくれる人!
・先生の横にいるお姉さん!
…どれも正解です😊
ただ歯科助手のお仕事はこれだけではありません。
そんな当院の歯科助手の一日をお伝えしていきます。
【8:30〜朝礼・朝掃除】
8:30までに身だしなみを整えて出勤します。
当院では8:30〜8:45まで朝礼を行なっています。スタッフの人数が多いため、一週間に一度担当の曜日が決められており、朝礼に参加しない人が朝掃除・診療の準備を行います。
朝礼では、報連相や今日一日の目標などを共有します。朝から元気よく挨拶し明るい朝礼です!!


【9:00〜診療開始】
午前中の診療が始まります。
基本的には診療の準備・補助がメインですが、その他にも、
・器具の洗浄・滅菌・片付け
・電話対応
・翌日のオペや技工物の準備
・発注業務、発注した物の片付け
・患者さんのデータ移行
などを行っております。

◉バキュームについて
歯科助手のお仕事の一つであるバキュームについてご紹介します。
治療中に出るお水や唾液を吸う器具のことを「バキューム」と言います。


バキュームはお水や唾液を吸うだけではありません。歯を削る機械などでお口の中が傷つかないように、舌や頬を保護したり、歯科医師が治療しやすいようにお口の中のスペースを確保する役割もあります。
お口の中はとても繊細な場所です。
治療中、少しでも不快感や違和感がありましたら、遠慮なくお声がけください。
【13:00〜14:20、お昼休憩】
待ちに待ったお昼休みです🍱✨
基本的にお昼休みは自由ですが、
ミーティングをしたりカルテを書いたり練習をしたり様々です。
【14:20〜午後の診療の準備、
14:30〜午後の診療開始】
14:20にはお昼休みから戻ってきて診療の準備をします。
14:30〜午後の診療が始まります。
午後も基本的に午前中とやることは同じです。
【18:00〜診療終了、締め作業】
午後の診療が終わり次第各自締め作業に入ります。
主に器具の洗浄・滅菌がメインですが、ユニット周りや床なども綺麗にした状態で帰宅します。

いかがでしたでしょうか☺️?
歯科助手は表に出る仕事ばかりではありませんが、先生のもう一つの手として、患者さんが安心して治療を受けられるように日々サポートしています。
怖いな、不安だな、先生には言いにくい…などありましたら、いつでもお気軽にお声がけください。
歯科助手は、患者さんにとっていつでも一番身近な存在でいられるよう努めています。
冬に多いお口のトラブル
2026年1月24日
こんにちは、歯科医師の大石です。当院のブログをご覧いただきありがとうございます
新しい年を迎え、寒さが一段と厳しくなってきましたね。実は、冬は季節特有の要因から、お口のトラブルが増えやすい時期であることをご存知でしょうか?
今回は「冬に多いお口のトラブル」をテーマに、その原因と対策について分かりやすく解説します。
1. 冬に「歯がしみる」のはなぜ?
冬になると「冷たい水でうがいをすると歯がキーンとしみる」というご相談が急増します。これには主に3つの理由があります。
- むし歯による痛み: 虫歯が進行してくると冷たい水が染みることがあります。虫歯の程度によっては神経を取る必要があることも…
- 歯周病で歯茎が下がることでの痛み:歯周病で歯茎が下がると根っこが露出して染みやすくなります。
- 歯が削れたり、ヒビによる痛み: 噛み締めや歯磨きのし過ぎによって歯が一部欠けたり、ヒビが入ることで冷たい水が染みることがあります。歯医者さんですら見落としてしまうこともある細かいヒビが入っていることも…
- 酸性食品などによるもの:お酢や清涼飲料水などの酸性食品の頻回摂取を行うと歯が溶けて滲みやすくなることがあります。
- ホワイトニングなど薬剤によるもの:ホワイトニングの薬剤を使用すると染みることがあります。適量を適正に使用し、異常が出たら相談しましょう。
【対策】
単純な知覚過敏であれば知覚過敏用の歯磨き粉で改善することもあります。虫歯などの病気が隠れていることもあるので気になる方は早めの受診をお勧めします。
2. お口の中も「乾燥」に注意!
冬は空気が乾燥していますが、実はお口の中も乾燥しやすくなっています。
- ドライマウスの進行: 外気の乾燥に加え、暖房器具の使用、水分摂取量の減少によって唾液の分泌量が減り、お口の中が乾いてしまいます。
- 唾液の重要な役割: 唾液には「お口の中を洗浄する」「細菌の繁殖を抑える」「再石灰化(歯を修復する)」という大切な働きがあります。
唾液が減ると、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、口臭の原因にもなります。年齢とともに唾液の量が減ることがあります。
【対策】
こまめな水分補給を心がけましょう。また、よく噛んで食べることで唾液の分泌を促したり、唾液腺マッサージを行うのも効果的です。唾液を作る唾液腺の病気も隠れていることがあります。
3. 歯ぐきの腫れと免疫力の関係
「年末年始の忙しさが落ち着いた頃に歯ぐきが腫れた」という方も多くいらっしゃいます。
冬は寒さによるストレスや、不規則な生活(忘年会・新年会など)で免疫力が低下しがちです。普段は大人しくしている歯周病菌が、体の抵抗力が弱まった隙を狙って暴れ出し、炎症を引き起こします。
【対策】
十分な睡眠とバランスの良い食事をとり、免疫力を維持しましょう。また、疲れが溜まっている時こそ、丁寧なブラッシングを心がけてください。
お口の健康を守るために
冬に起こりやすいお口のトラブルについて説明しました。
「冷たい水がしみるだけだから」「ちょっと腫れただけだから」と放置せず、違和感があればお早めにご相談ください。万全のケアで、寒い冬も健やかなお口で過ごしましょう!
あなたの親知らず、抜くべき?残すべき? – 判断基準と注意点
2025年12月27日
こんにちは!歯科医師の水野です。
早いもので今年も残すところ数日になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
親知らず(智歯・第三大臼歯)は、多くの方が一度は悩むテーマではないでしょうか。「痛いから抜いた方がいい?」「まっすぐ生えているなら残していい?」など、疑問は尽きません。
今回は、「抜歯した方が良い親知らず」と「そのまま残せる親知らず」の判断基準をわかりやすく解説します。
🦷抜歯が強く推奨される親知らず
親知らずの抜歯が必要かどうかを判断する最も重要な基準は、「病気やトラブルの原因になっているか」、または「将来的に重大なトラブルを起こす可能性が高いか」です。

1. 隣の歯を脅かす親知らず
親知らず自体は無症状でも、隣に生えている大切な第二大臼歯(奥から2番目の歯)に悪影響を与えている場合は、抜歯が強く推奨されます。
• 隣接歯の虫歯: 中途半端に生えている親知らずと隣の歯の間に汚れが溜まり、隣の歯を深く虫歯にしてしまう。
• 隣接歯の歯周病: 親知らず周囲の歯周ポケットが原因で、隣の歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう。
• 歯根の吸収: 埋まっている親知らずが、隣の歯の根を圧迫し、吸収させている。
2. 病的な変化を起こしている親知らず
親知らず自体に何らかの病変がある場合も抜歯の対象です。
• 智歯周囲炎の再発: 腫れや痛みが繰り返し起きる場合。
• 治療困難な虫歯: 傾いて生えているなど、通常の治療器具が届かず、虫歯の治療や清掃ができない場合。
• 嚢胞(のうほう)や腫瘍の形成: 埋伏した親知らずの周囲に袋状の病変や腫瘍ができている場合。

🦷そのまま残せる親知らず
一方で、親知らずが健康な状態を保ち、トラブルを起こしていない場合は、抜歯せずに残すという選択肢が優先されます。

1. 機能している親知らず
• まっすぐ生えて噛み合わせに参加している: 上下の歯としっかり噛み合っており、清掃状態も良好で、虫歯や歯周病の心配がない場合。将来、ブリッジなどの土台(支台歯)として使える可能性もあります。
2. 完全に埋まっていて無症状の親知らず
• 完全に骨の中に埋伏し、無症状: レントゲンやCTで確認して、隣の歯にも影響がなく、嚢胞などの病変も見られない場合。この場合、将来的な病変発生を防ぐため、定期的な経過観察が必要です。

🦷抜歯を考えるなら「若いうちに」
もし、あなたの親知らずが抜歯の適応であると診断された場合、一般的に15歳〜25歳頃の抜歯が推奨される傾向があります。
これは、年齢が若いほど、親知らずの根が完全に完成しておらず、骨も柔らかいため、抜歯の手術自体が比較的容易で、術後の回復も早いためです。高齢になるほど、骨が硬くなり、手術の難易度や合併症のリスクが高まる傾向があります。
🌟 大切なのは「個別診断」です
親知らずの抜歯は、患者さんごとのお口の状態、レントゲンやCTの所見、そして全身の状態を総合的に判断して決定されます。
「痛くないから大丈夫」と自己判断せず、まずは一度、歯科医院での精密な検査を受けることをお勧めします。当院では、患者さんの負担を最小限に抑えつつ、安全で確実な治療計画をご提案いたします。
ご自身の親知らずの状態についてご不安な方は、お気軽にご相談ください。
銀歯と白い被せ物どっちがいい?
2025年12月15日
こんにちは!歯科医師の津田です!
あと2週間ちょっとで今年が終わりますね🥹
1年あっという間です🫢
さて、銀歯と白い被せ物についてです。
むし歯が大きい歯や根管治療をした歯などには被せ物を行うことが多いです。
銀歯はいわゆる金銀パラジウム合金という材料でできている被せ物です。

【メリット】
・保険適応で費用が安い
・強度がある
【デメリット】
・色が目立つこと
・二次カリエス(むし歯)になりやすい
→歯と銀歯はピッタリ接着しないので隙間から細菌が入り込みやすいため
・歯ぐきが黒ずむことがある
・金属アレルギーのリスクがある
保険でも歯の部位によって白い被せ物ができます。
CAD/CAM冠というプラスチック系の材料でできている被せ物です。

【メリット】
・白くて目立ちづらい
・保険適応で費用が安い
【デメリット】
・割れたり欠けやすい
→咬合力が強い人、歯ぎしりやくいしばりをする人には向いてません
・二次カリエス(むし歯)になりやすい
→細菌や汚れがつきやすい材料のため
メリットに比べてデメリットが多いです。
安い分、長持ちしないのが保険診療の被せ物です。
歯科医師をしていると、保険診療の材料は自分の歯には選ばないですね😂
そしたら何がいいのかというと保険外診療の被せ物がやはり高価ではありますが、長く持つ被せ物です。
◉セラミック冠

【メリット】
・白くて目立ちづらい、また時間が経っても変色しづらい
・ピッタリ入るので二次カリエスになりづらい
→長持ち✨
・強度がある
【デメリット】
・高価 約10万円ほど
◉ゴールド冠

【メリット】
・ピッタリ入るので二次カリエスになりづらい
→さらに噛み合わせによって延びてくれるのでめちゃめちゃピッタリ✨
・強度がある
【デメリット】
・高価 約10万円ほど
・色が目立つ
歯を何度も削ると無くなっていってしまいます。
治療回数が少なく済むセラミック冠やゴールド冠がおすすめです!
白くしたければセラミック冠、二次カリエスのリスクを減らすといった機能性を重視するならゴールド冠ですね👑
被せ物はいろんな種類があるので悩まれると思います。
お気軽に歯科医師、歯科衛生士、TCにお尋ねくださいね😊
CEセミナー コンポジットレジンコースに行きました!
2025年12月9日
こんにちは!歯科医師の坂牛です。朝晩冷え込みが厳しいですね。インフルエンザが猛威を奮っていますが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。
11月の連休を利用し、名古屋でセミナーを受講して来ました。歯の外傷と自家歯牙移植の治療で世界的に有名な月星光博先生が主催するCEセミナーのコンポジットレジンコースです。
コンポジットレジンとは、むし歯治療の時に詰めるプラスチックの材料です。
コンポジットレジン修復のメリットは歯を削る量を最小限に留めることが可能な点・劣化しても補修がしやすい点・治療の回数が少なく済む点です。
反対にデメリットは、セラミックや金属に比べて強度が弱い点・経年的に咬耗によるすり減りが起こる点です。
歯の状態により、コンポジットレジンとセラミック、金属を適切に使い分けることが大事です!
最近はレジン材料の向上も目覚ましく、正しく処理を行えば長期的に良い状態を保つことがと可能です。
CEセミナーではコンポジットレジンの材料学について学んだ後、前歯や奥歯の色々な虫歯に対してコンポジットレジン修復をする実習を行いました。

実習では丁寧に教えていただき、逐一質問しながら練習できます。お勧めの材料や器具も沢山紹介していただき盛り沢山のセミナーでした。
もしご興味のある歯科医師の方がこのページをご覧になっていたら、受講をお勧めします!
以上、坂牛でした。
家で気軽にできる 。かんたん口腔機能トレーニング!
2025年12月3日
こんにちは。歯科医師の蔡です。
12月に入り、寒い日も増えてきて、インフルエンザも流行しはじめています。
実は口腔機能を上げると、免疫力を高める効果があります。
お口の筋力は、食べる・飲む・話す・呼吸するといった、毎日の生活にとても大切です。
最近では、長いマスク生活やスマホ姿勢の影響で、口呼吸になりやすい人が増えています。
今回は、今日からできる4つのかんたんトレーニングをご紹介します。
どれも家でできるので、気軽に続けてみてください。
1. 「あいうべ体操」— お口全体を大きく動かす基本トレーニング
● やり方
「あ」:口を大きく開ける
「い」:口を横に広げる
「う」:しっかりすぼめる
「べ」:舌を前に突き出す
→ **1日2~3セット(各10回)**が目安です。
● 効果
舌・唇・頬の筋力アップ
鼻呼吸の習慣化に役立つ
表情筋の改善
いびき・口呼吸の予防
2. 「ピロピロトレーニング」— 舌の持久力・口唇の筋力アップ
● やり方
市販の「ピロピロ笛」を口に軽くくわえる
鼻呼吸をキープしたまま、できるだけ長く吹く
10秒以上吹けると理想
1日3~5回を目安に
● 効果
舌の筋持久力の強化
唇を閉じるチカラの向上
口呼吸の改善
飲み込み機能のサポート
当院では以下のトレーニング専用のピロピロ笛の販売も行っています。
強度によって3種類あるので自分の力量にあった器具を選択できます。

3. 口呼吸改善トレーニング(口閉じトレーニング)
● 方法①:リップ閉鎖(口を閉じる)トレーニング
唇を軽く閉じる
その状態を5〜10秒キープ
これを10回繰り返す
1日2~3セット
→ 唇を閉じる筋肉(口輪筋)が強くなり、自然に口が閉じやすくなります。
● 方法②:ベロ(舌)の正しい位置トレーニング
舌の先を上の前歯のすぐ後ろ「スポット」に軽くつける
舌全体を上あごに吸いつけるイメージで持ち上げる
鼻呼吸のまま10秒キープ
10回繰り返す
→ 舌の位置が整うと、鼻呼吸がしやすく・口が開きにくい状態になります。
● 効果
口呼吸から鼻呼吸への切り替えをサポート
唇を閉じる筋力アップ
顎の位置が安定し、姿勢改善にもつながる

4. ガム噛みトレーニング(咀嚼リズムを整え、筋力アップ)
● 用意するもの
● やり方
ガムを口に入れ、左右バランスよく噛む
リズムよく、“カチカチ”と歯をぶつけないようにゆっくり噛む
1回につき 5~10分 を目安に
1日1~2回がおすすめ
● 効果
咀嚼筋(噛む筋肉)の強化
唾液量アップでむし歯・口臭予防
舌・頬・唇の筋肉が連動して鍛えられる
“口がぽかん”を防ぎ、鼻呼吸しやすくなる
まとめ
お口の機能は、気づかないうちに少しずつ低下しますが、
毎日のかんたんなトレーニングでしっかり改善・予防できます。
気になる症状や続け方の相談は、いつでもスタッフにお声がけください。
歯周外科のセミナーに参加してきました!
2025年12月1日
こんにちは。歯科医師の津田です。
12月に入りましたね⛄️個人的に今月は温泉に行く予定が2件あるのでとても楽しみです♨️
8/16.17、11/29.30の4日間で、岩野先生の「明日から実践!ベーシックから見直す歯周外科トータルセミナー」に参加してきました。

津田が研修医のときからお世話になっている水野デンタルクリニックの先生2人と参加しました。
2つ年上の先生でとても勉強熱心で、研修医時代は一緒に残って練習に付き合ってくれた優しい先生方です!
そんなとてもお世話になった先生と一緒のセミナーに受けられるようになったことがまず嬉しいです。

1.2日目は歯周病の基本的な知識、フラップオペ、遊離歯肉移植術などを学びました。
3.4日目はアドバンスな内容で、歯根が露出した歯に行う根面被覆術や切開ラインが狭くて低侵襲で行うやり方などを教わりました。
4日間で豚の顎を5頭使用して、歯周外科の技術向上に努めてきました。
歯周病を治せるようにレベルアップしてきたので、ぜひ当院での歯周病の治療を受けにきてください!お待ちしております。