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夜中に歯がズキズキ痛んで治らない時、朝まで待てる応急処置

2026年9月11日

船橋の自宅で夜中に急に歯がズキズキ痛み出し、朝まで我慢するべきか不安になった経験はありませんか。布団に入って横になった途端に痛みが強まり、眠れないまま朝を迎えてしまうという声は、診療の中でも度々耳にします。今回は、夜間に歯がズキズキする原因と、朝まで待てないときに自宅でできる応急処置について、船橋駅南口から徒歩2分の当院の視点から整理してご説明します。

夜中に歯がズキズキ痛むのはなぜ?考えられる原因

健康な歯と虫歯が神経まで達し歯髄炎を起こしている歯の断面比較

虫歯(う蝕)による歯髄炎

歯の中心には「歯髄」と呼ばれる神経や血管の集まった組織があります。虫歯が象牙質を越えて歯髄まで達すると、細菌感染によって歯髄が炎症を起こし、何もしていなくてもズキズキと拍動するような痛みが生じます。歯周病とむし歯は歯科の二大疾患ともいわれ、成人が歯を失う主な原因になっています。歯周病とむし歯(う蝕)は歯科の2大疾患といわれており、成人期において歯を失う原因の多くは、歯周病もしくはむし歯によるものです[5]。初期の虫歯であれば冷たいものがしみる程度ですが、歯髄まで炎症が進むと、刺激がなくても自発的にズキズキと痛むようになります。

歯周病・智歯周囲炎など歯ぐきの炎症

歯そのものではなく、歯を支える歯ぐきや骨に炎症が起きて痛みが出るケースもあります。歯周病が進行すると歯ぐきが腫れて痛みを伴うことがあり、親知らずの周囲に炎症が起こる「智歯周囲炎」も夜間の痛みの原因になりやすい症状です。当院では、痛みの原因が歯そのものにあるのか歯ぐきにあるのかをレントゲンや視診で確認し、原因に応じた治療方針を立てるようにしています。

なぜ夜間や横になると痛みが強くなるのか

日中は気にならなかった痛みが、就寝時に強まると感じる方は少なくありません。これは横になることで頭部への血流が増え、炎症を起こしている歯髄や歯ぐきの血管が拡張し、内部の圧力が上がって神経を刺激しやすくなるためと考えられています。また、日中は仕事や家事に意識が向いていて痛みを感じにくく、夜になって静かな環境に身を置くことで痛みへの意識が集中しやすくなることも一因です。

歯がズキズキ痛むのに我慢していいの?

我慢のリスク

「そのうち治まるだろう」と痛みを我慢し続けると、炎症が広がって腫れが強くなったり、痛みで眠れず日常生活に影響が出たりすることがあります。歯髄炎が進行し歯髄が壊死すると、一時的に痛みが引いたように感じられることもありますが、これは治ったわけではなく、根の先に炎症が広がって別の痛みが生じる前段階であることが多いため注意が必要です。

すぐに受診が必要な危険な症状

以下のような症状がある場合は、応急処置だけで様子を見るのではなく、できるだけ早い受診を検討してください。

症状考えられる状態
顔や顎が腫れてきた感染が広がっている可能性
発熱を伴う炎症が全身に影響している可能性
口が開けにくい智歯周囲炎や顎関節への炎症波及の可能性
市販薬が全く効かない激しい痛み歯髄炎や膿の貯留が進行している可能性

船橋で夜間・休日に頼れる窓口

強い痛みが続き、市販薬でも和らがない場合は、地域の休日・夜間の歯科救急窓口も選択肢の一つです。船橋市では、公益社団法人 船橋歯科医師会 かざぐるま休日急患・特殊歯科診療所が休日診療の案内を行っており、日曜日・祝休日には応急処置のみを行う診療体制が整っています[1]。他の自治体でも同様の仕組みがあり、たとえば大阪府歯科医師会では日曜、祝日および年末年始における歯科領域の痛み等に対して応急処置を行っています[2]。継続的な治療は行っておりませんのでご注意くださいと案内されています。横浜市歯科医師会も同様に休日や夜間に急な歯の痛みなどでお困りの方に応急(救急)処置を行いますので、原則として虫歯の治療や仮歯を作る等の診療は行いませんとしており、こうした窓口はあくまで一時的な痛みの緩和が目的である点は共通しています[3]。愛知県歯科医師会も各地域に緊急医療センターを設置し休日の緊急歯科治療に備えていますと説明しており、地域ごとに応急処置の受け皿が用意されていることがわかります[4]。翌日以降は、かかりつけの歯科医院で根本的な治療を受けることが前提になりますので、当院では日曜9時〜12時の診療も行い、休日急患診療所を受診された方の継続治療にも対応しています。

朝まで待てない時にできる応急処置とセルフケア

頬の外側を冷やす正しい応急処置と温めてはいけない誤った対処の対比

患部を冷やす正しい方法

歯がズキズキ痛むときは、炎症によって患部の血流が増え、神経が刺激されやすい状態になっています。濡らして絞ったタオルや冷却シートを、痛む側の頬の外側に当てて穏やかに冷やすと、一時的に痛みが和らぐことがあります。氷を直接歯や歯ぐきに当てたり、冷やしすぎたりすると刺激が強すぎて逆効果になる場合があるため、あくまで「頬の外側から、心地よい程度に」冷やすことを意識してください。

市販の鎮痛剤の使い方

自宅に鎮痛剤があれば、添付文書の用法・用量を守って服用することも応急処置の一つです。効果が出るまでに時間がかかることもあるため、痛みが出始めた段階で服用しておくと、就寝中の痛みの軽減につながりやすくなります。持病がある方やほかの薬を服用中の方は、薬剤師や医師に相談したうえで使用してください。

やってはいけないNG行動

以下の行動は、炎症を悪化させ痛みを強めてしまう可能性があるため避けましょう。

  • 患部を温める(お風呂・こたつ・温湿布など)
  • 飲酒をする
  • 患部を指や歯ブラシで強く刺激する
  • 硬いものを痛む側で噛む
  • 長時間うつむいたり横になったりして頭に血流を集める姿勢を続ける

これらはいずれも患部周辺の血流を増やし、神経への刺激を強めてしまう方向に働くため、朝まで痛みを乗り切りたいときには特に注意してください。

まとめ

  • 夜中の歯のズキズキした痛みは、虫歯による歯髄炎や歯周病・智歯周囲炎など、歯や歯ぐきの炎症が主な原因として考えられます。
  • 横になると血流が増えて神経が刺激されやすくなるため、日中より夜間に痛みを強く感じやすくなります。
  • 顔の腫れ・発熱・口が開きにくいなどの症状がある場合は、応急処置だけに頼らず早めの受診を検討してください。船橋市のかざぐるま休日急患・特殊歯科診療所など、地域の休日窓口も選択肢の一つです。
  • 朝まで待てないときは、頬の外側からの穏やかな冷却と、用法を守った市販鎮痛剤の服用が基本の応急処置になります。
  • 温める・飲酒・患部への刺激といったNG行動は避け、翌日以降はかかりつけの歯科医院で根本的な治療を受けることが大切です。

船橋で急な歯の痛みにお悩みの方は、船橋駅南口徒歩2分の当院までご相談ください。日曜9時〜12時も診療しておりますので、休日に痛みが続く場合や応急処置を受けた後の継続治療についても、初めての方へ(初診の流れ)からご確認のうえお気軽にお越しください。

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参考文献

[1] 船橋市「休日や夜間の診療案内」city.funabashi.lg.jp

[2] 大阪府歯科医師会「休日・夜間緊急歯科診療」oda.or.jp

[3] 横浜市歯科医師会「休日・夜間に歯が痛んだら」yokoshi.net

[4] 愛知県歯科医師会「休日・夜間の緊急歯科医療機関」aichi8020.net

[5] e-ヘルスネット「歯周病とは」kennet.mhlw.go.jp

矯正中に起こりうるリスクと対処法について

2026年9月7日

みなさんこんにちは!

歯科技工士の今井です。

9月に入り、朝晩の空気に少しずつ秋らしさを感じるようになりました!

とはいえ、日中はまだ暑い日も続いていますね。

9月は夏の疲れが出やすく、季節の変化によって体調も崩しやすい時期です。

体調の変化に気を付けながら、秋の訪れを楽しみましょう🌾

今回は、「矯正中に起こりうるリスクと対処法」についてお話ししていきます!

「矯正治療を始めたいけれど、痛みや歯への影響が心配……。」

このように、矯正治療に対して不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

矯正治療は、歯並びや噛み合わせを整えることで、お口の健康や見た目の改善が期待できる治療です。

一方で治療期間中には、痛みや口内炎・むし歯・歯周病など、いくつかのトラブルが起こる可能性があります。

今回は、矯正治療中に起こりやすいトラブルと、その対処法についてご紹介します。

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🦷 1.矯正装置による痛み・違和感

矯正治療では、歯に力を加えて少しずつ移動させていきます。

そのため、装置を装着した直後や調整後に、

「歯が押されるような痛み」「歯が浮いたような違和感」などを覚えることがあります。

多くの場合、痛みは数日程度で徐々に落ち着いていきます。

💡 痛みがあるときの対処法

痛みが出ているときは、硬いものを避け、やわらかいものを中心としたお食事がおすすめです。

また、強い痛みが長く続く場合や、痛みがどんどん強くなる場合には、自己判断せずにかかりつけの歯科医院へご相談ください。

🦷 2.口内炎・頬や舌の傷

矯正装置が頬の内側や舌、唇などに触れることで、粘膜が擦れて口内炎ができることがあります。

特に矯正治療を始めたばかりの時期は装置にまだ慣れていないため、起こりやすい傾向があります。

💡 対処法

装置が当たる部分に矯正用ワックスを使用すると、粘膜への刺激を軽減できます。

それでも痛みが続く場合は、装置の位置や形を調整できることがありますので、かかりつけの歯科医院へご相談ください。

🦷 3.むし歯・歯周病のリスク

矯正治療中は、装置の周囲に食べ物や歯垢(プラーク)がたまりやすくなるため、むし歯や歯周病のリスクが高くなる場合があります。

特にワイヤー矯正では、装置の周囲に汚れが残りやすいため、毎日の丁寧な歯磨きが重要です。

🪥 矯正中のセルフケア

歯ブラシだけでなく、

* 歯間ブラシ
* タフトブラシ
* デンタルフロス

なども活用し、矯正装置に合わせたケアを行いましょう。

セルフケアだけでは落としきれない汚れは、定期的なメインテナンスでクリーニングすることも大切です。

「矯正中だから仕方ない」と考えるのではなく、矯正治療中こそ、お口の中を清潔に保ちましょう。

🦷 4.歯の動揺

矯正治療では、歯を少しずつ移動させるため、一時的に歯が揺れることがあります。

これは、歯の周囲の組織が変化し、歯が移動している過程で起こるものです。

矯正治療中にみられることのある変化ですが、

「歯がかなり揺れる」「強い痛みがある」

といった場合には、かかりつけの歯科医院へ相談し担当医に確認してもらいましょう。

🦷 5.歯根吸収

矯正治療では、歯の根の先端が少し短くなる「歯根吸収」が起こることがあります。

軽度の歯根吸収は矯正治療中にみられることがありますが、その程度には個人差があります。

そのため、矯正治療では必要に応じてレントゲン撮影などを行い、歯の状態を確認しながら治療を進めていくことが大切です。

🦷 6.歯ぐきが下がる・歯肉退縮

歯の移動や歯磨きの方法、もともとの歯ぐきや歯を支える骨の状態などによっては、歯ぐきが下がって見える

「歯肉退縮」が起こることがあります。

また、強い力で歯を磨くことも歯ぐきへの負担となるため注意が必要です。

💡 予防のために

矯正治療前に、

* 歯ぐきの状態
* 歯を支える骨の状態
* 歯磨きの方法

などを確認し、一人ひとりのお口の状態に合わせた治療計画を立てることが重要です。

🦷 7.装置が外れる・壊れる

矯正装置は、硬い食べ物を噛んだり、強い力が加わったりすることで、外れたりワイヤーが変形したりすることがあります。

装置が外れた状態を長期間放置すると、治療に影響する場合があります。

⚠️ 装置にトラブルが起きたら

装置が外れたり壊れたりした場合は、無理に自分で直そうとせず、できるだけ早めに歯科医院へご連絡ください。

また、

* 硬いもの
* 粘着性の強いもの
* 装置に引っかかりやすいもの

などは、装置の破損につながることがあるため注意しましょう。

🦷 8.矯正治療後の「後戻り」

矯正治療によって歯並びが整っても、治療直後の歯は元の位置に戻ろうとする性質があります。

これを「後戻り」といいます。

後戻りを防ぐためには、矯正装置を外した後に使用する「リテーナー(保定装置)」が非常に重要です。

💡 後戻りを防ぐために

矯正治療終了後は、担当医の指示に従ってリテーナーを正しく使用し、定期的に歯並びを確認していきましょう。

矯正治療は、「装置を外したら終わり」ではありません。

きれいに整えた歯並びを長く維持することも、大切な治療の一部です。

🌿 矯正中のトラブルを防ぐために大切なこと

矯正治療にはいくつかのリスクがありますが、

適切な診査・診断+定期的なチェック+毎日のセルフケア

によって、トラブルの予防や早期発見につなげることができます。

✅ 特に大切なポイント

* 毎日の丁寧な歯磨き
* 矯正装置に合わせたケア
* 決められた通院間隔を守る
* 装置の異常を放置しない
* 痛みや違和感など、気になる症状があれば早めに相談する

矯正治療では、痛みや口内炎、むし歯・歯周病、装置の破損など、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。しかし、これらが必ず起こるわけではありません。

治療前にリスクを知り、適切なケアを行うことで、トラブルの予防や早期発見につなげることができます。

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🏥 矯正治療について不安なことがある方へ

「矯正治療を始めたいけれど、自分の場合はどんなリスクがあるの?」

と不安に感じている方は、まずは歯科医院で現在のお口の状態を確認してもらいましょう。

当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態やご希望を確認しながら、無理のない治療計画をご提案しています。

船橋で矯正治療をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

船橋で虫歯が痛い時、歯医者に行くべきタイミングと治療の流れ

2026年9月4日

「奥歯がズキッとしみる」「昨日から歯がジンジン痛む」——そんな症状に気づいたとき、多くの方が「様子を見るか、すぐに歯医者に行くか」で迷います。虫歯の痛みは進行度によって原因も対処法も異なり、判断を誤ると治療期間や通院回数が増えてしまうこともあります。

船橋駅南口徒歩2分の場所で診療を行う船橋総合歯科・矯正歯科では、日曜9時からの診療や土曜診療を行っており、平日はお仕事や学校で忙しい方にも通院しやすい体制を整えています。この記事では、歯医者に行くべきタイミングの見極め方、痛みの種類別セルフチェック、当院での虫歯治療の流れについて、歯科医師の視点から解説します。

船橋駅南口から徒歩2分、通いやすい歯医者を選ぶポイント

虫歯は一度治療して終わりではなく、再発予防のために継続的な通院が必要になる疾患です。そのため、歯医者を選ぶ際は「痛みが出たときにすぐ相談できるか」「無理なく通い続けられるか」という視点が重要になります。

アクセスと診療時間の確認

船橋駅周辺には複数の歯科医院がありますが、当院は船橋駅南口から徒歩2分という立地を活かし、日曜9時〜12時の診療および土曜診療を行っています。平日の日中に時間が取りづらい会社員の方や、学校帰りに立ち寄りたい学生の方にも通いやすい環境です。急な痛みが出た場合でも、駅から近い医院であれば通院のハードルが下がり、結果として早期受診につながりやすくなります。

診療メニューの幅広さで選ぶ

虫歯治療といっても、初期段階のケアから神経の治療、抜歯後の噛み合わせの回復まで、症状によって必要な処置は変わります。当院では一般歯科・歯周病治療・根管治療・口腔外科・予防歯科といった虫歯に直結する診療に加え、義歯(入れ歯)やセラミックによる補綴治療まで一連の対応を行っており、進行度に応じて院内で一貫した治療計画を立てられる点が特徴です。また、治療費についてはカード決済や分割払いにも対応しているため、治療内容に応じて無理のない支払い方法を選んでいただけます。

通いやすさが治療の継続に直結する理由

歯科医療は「治療したら終わり」ではなく、再発防止のための定期的なメンテナンスが不可欠です。日本歯科医師会が実施した全国調査では、2020年に日本歯科医師会が実施した調査では,定期的に歯のチェックを受けている人は33.8%であり,2018年の同調査と比較すると上昇していたという結果が示されています[2]。さらに、歯の定期チェックを受ける者のうち約76%が「半年に1回以上」の頻度でチェックを受けているという調査結果もあり、通院のしやすさが定期受診の継続率を左右する要因の一つと考えられます。船橋駅南口という利便性の高い立地は、痛みが出たときの受診だけでなく、治療後のメンテナンスを続けやすくする意味でも重要な要素です。

虫歯の痛みはどの段階で歯医者に行くべき?サイン別セルフチェック

虫歯の進行段階(C1〜C4)による症状の違いをセルフチェックできる断面図

「痛みが少しあるだけで歯医者に行くべきか」という判断は難しいものです。ここでは虫歯の進行度(う蝕の段階)別に、受診の目安となるサインを整理します。

冷たい・甘いものがしみる程度(C1〜C2相当)

エナメル質から象牙質にかけて虫歯が進行した状態では、冷たいものや甘いものが「キーン」としみるような感覚が出ることがあります。この段階では痛みが一時的で、刺激がなくなれば治まることが多いのが特徴です。ただし、しみる症状があるということは既に歯質にダメージが及んでいる状態であり、放置すればさらに進行します。厚生労働省の調査でも、未処置のう蝕を有する者の割合は総数で28.2%、15〜19歳では22.3%となっており、痛みが軽いうちに受診せず未処置のまま過ごしている方が一定数存在することが分かります[1]。

何もしなくてもズキズキ痛む(C3相当・歯髄炎の疑い)

虫歯が神経(歯髄)まで達すると、冷たいものの刺激がなくても自発的にズキズキと痛む「歯髄炎」の症状が出やすくなります。この段階になると自然に痛みが治まることはほとんどなく、多くの場合、神経の治療(根管治療)が必要になります。痛みが強く、市販の鎮痛剤を服用しても改善しない場合は、早めの受診が望ましいサインです。

噛むと痛い・歯ぐきが腫れている(C4・根尖性歯周炎の疑い)

歯の神経が壊死した状態や、根の先に炎症が広がった状態では、噛んだときに痛む、歯ぐきが腫れる、膿がたまるといった症状が現れます。この段階では抜歯が必要になる可能性も出てくるため、症状が軽くなったように感じても自然治癒を待つのではなく、歯科医院での診断を受けることが重要です。

以下に、虫歯の進行段階と主な治療内容の目安を整理しました。

進行段階主な症状一般的な治療の方向性
C0(初期)自覚症状なし、歯の表面が白濁フッ素塗布・経過観察
C1エナメル質の範囲、しみることがあるレジン充填(部分的な詰め物)
C2象牙質まで進行、冷たいものがしみるインレーなど詰め物・被せ物
C3神経まで進行、自発痛(ズキズキ)根管治療(神経の治療)
C4歯根のみ残存、噛むと痛む抜歯・義歯やインプラントの検討

痛みの強さと進行度は必ずしも一致しない場合もあるため、レントゲン検査などによる客観的な確認が欠かせません。

「歯がズキズキ痛む」「夜だけ痛い」時の対処法とは

横になると歯の神経への血流が増え圧力が高まることで夜間に痛みが強くなる仕組み

夜間や休日に急な歯の痛みが出ると、歯科医院にすぐ行けず不安になる方が多くいらっしゃいます。ここでは受診までの間にできる対処法と、判断の目安を解説します。

自宅でできる応急的な対処

歯の痛みが強いときの対応として、都道府県歯科医師会の情報では、ムシ歯は自然治癒しないので、早く歯科医院へ行くことが基本とされています[3]。応急的には、ぬるま湯でゆすいで、ムシ歯の周りを清潔に保つという対応が紹介されており、痛みが強い場合は市販の鎮痛剤を用法通りに服用しながら、できるだけ早く受診することが推奨されています。患部を温めると血流が増して痛みが増すことがあるため、長時間の入浴や飲酒は避け、頬の外側から冷たいタオルなどで冷やすと一時的に痛みが和らぐ場合があります。

夜だけ痛みが強くなるのはなぜか

「日中は気にならないのに夜だけ痛い」という訴えは珍しくありません。これは就寝時に横になることで頭部への血流が増え、炎症を起こした歯髄内の圧力が高まりやすいことが関係していると考えられます。また、日中は仕事や家事に意識が向いているため痛みを感じにくく、静かな夜間に痛みへの意識が集中しやすいことも一因です。いずれの場合も、痛みの原因そのものが解消されるわけではないため、翌診療日にはできるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。

当日の相談・治療への対応

当院では、治療に対する不安が強い方向けに笑気麻酔を用いた対応も行っており、痛みや緊張への配慮をしながら虫歯治療を進めることが可能です。船橋駅南口徒歩2分という立地に加え、日曜9時〜12時も診療を行っているため、平日に強い痛みが出てすぐに来院できない場合でも、休日を利用して相談いただける体制を整えています。なお、船橋市内では休日や夜間の急患対応として、船橋市が運営する休日急患歯科診療所も設けられており、症状が強く歯科医院の診療時間外で対応が必要な場合は、そうした地域の急患窓口の利用も選択肢の一つとなります。

当院での虫歯治療の流れ

検査から治療、再発予防のメンテナンスまでの虫歯治療の流れ

初めて受診される方にとって、「どのような検査をされるのか」「何回通院が必要なのか」は気になるポイントです。ここでは当院での一般的な虫歯治療の流れをご紹介します。

問診・視診・レントゲン検査

まず問診でいつから痛みがあるか、どのような時に痛むかを確認し、視診とレントゲン検査で虫歯の範囲や神経への近さを確認します。目に見える範囲だけでなく、歯と歯の間や神経に近い部分の状態を把握するために、レントゲンによる確認は虫歯治療の初期段階で欠かせないプロセスです。

進行度に応じた治療

C1〜C2程度の初期〜中等度の虫歯であれば、虫歯部分を除去してレジンや詰め物で修復する治療が中心となり、1〜2回程度の通院で完了することが多いです。神経に達したC3相当の虫歯では、根管治療によって感染した神経を取り除き、根の中を清掃・充填したうえで被せ物を装着するため、複数回の通院が必要になります。当院では根管治療から補綴(セラミックなどの詰め物・被せ物)まで一連の治療を院内で行える体制を整えています。

再発予防のためのメンテナンス

治療が完了した後は、虫歯を繰り返さないためのケアが重要です。当院ではPMTC(専門的な機械的歯面清掃)や予防プログラムを通じて、治療後の口腔内を清潔に保つサポートを行っています。歯周病治療や予防歯科と組み合わせることで、虫歯だけでなく歯ぐきの健康状態も含めた継続的な管理を目指しています。

まとめ

  • 虫歯の痛みは進行度によって症状が異なり、しみる程度から自発痛、腫れまで段階的に悪化します。厚生労働省の調査では未処置のう蝕を有する者の割合は総数で28.2%と、痛みが軽いうちに受診していない方が一定数いることが分かっています。
  • 「何もしなくてもズキズキ痛む」段階になると自然に治まることは少なく、根管治療が必要になる可能性が高まるため、早めの受診が望ましいサインです。
  • 夜間や休日に痛みが強くなった場合は、口腔内を清潔に保ち鎮痛剤を用法通り使用しながら、できるだけ早く歯科医院を受診することが基本の対処法です。
  • 通いやすさは治療の継続率にも関わり、定期的に歯のチェックを受けている人のうち約76%が半年に1回以上の頻度で受診しているという調査結果もあります。
  • 船橋駅南口徒歩2分、日曜・土曜診療という当院の体制は、急な痛みへの相談から治療後のメンテナンスまで、無理なく通院を続けていただくための土台になっています。

船橋駅南口徒歩2分、日曜9時〜12時も診療している船橋総合歯科・矯正歯科です。虫歯の痛みが気になる方はお早めにご相談ください。当日の症状や通院の不安な点も含めて、初めての方へ(初診の流れ)のページで診療の流れをご確認いただけます。

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参考文献

[1] 厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査結果の概要」mhlw.go.jp

[2] J-STAGE(日本歯周病学会関連)「歯周疾患検診の変遷と現状ならびに国民皆歯科健診」jstage.jst.go.jp

[3] 宮崎県歯科医師会「歯が痛いときの応急処置」miyazaki-da.or.jp

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千葉県船橋市の歯医者「船橋総合歯科・矯正歯科」。船橋駅より2分の位置にあります。バリアフリーのため、車椅子でもベビーカーのままでもおはいりいただけます。またキッズルームも完備しており、保育士がお子さんをお預かりします。治療では「痛みが少ない/削る量を最小限にする/歯の神経を守る/抜歯を回避する治療」を心がけています。専門性を持った複数のドクターが在籍していますので、どの治療であっても高いレベルの施術が可能になっています。質の高い治療を求めている方、まずはご相談ください。千葉県船橋市以外にも、市川市、浦安市、千葉市、習志野市からも多くの患者さんが来院されます。