当院のむし歯治療について
2025年3月3日
こんにちは!歯科技工士の今井です。
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寒さも和らぎ、だんだん暖かい日が多くなってきましたね!
いよいよ春本番。桜の開花が待ち遠しいです🌸
春といえば出会いと別れの季節。
新生活がはじまる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今のうちにお口の中の治療・メンテナンスをして、キレイなお口で新生活をスタートさせましょう💪🏻
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今回は【むし歯の治療】についてお話しします!
みなさん、むし歯の治療をした経験はありますか?
わたしは麻酔の注射や削っている音、響く感覚が苦手で、正直あまり治療したくないなあと思ってしまいます。
しかし、苦手だからといって治療を後回しにしていてもいいことは何ひとつありません⚠️
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風邪などとは違い、むし歯が自然に治癒することはありません。
進行し大きくなったむし場合が神経まで到達してしまい、強い痛みが出てくる可能性もあります。
保険の治療では、神経の近くまで達してしまった大きいむし歯の場合、
神経を取って治療をせざるを得ないことが多いです。
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しかし、神経を取ってしまった歯は根が薄くもろくなり、亀裂が入ったり割れてしまう可能性が高くなります。
神経のある歯と比べると、神経のない歯は寿命が短くなるデータも数多く出ています。
出来る限り歯の神経を抜かずに治療をすることが、歯を長持ちさせることにつながります。
当院では、神経を残す治療「MTA覆髄法」をおこなっています。

これは、むし歯を削り神経が露出している場合でも、最新のMTAセメントという材料を使用して、
神経の保護・温存をおこない神経を残すことができる治療法です。
むし歯の症状や進行状況などにより適応できない場合もありますが、
「神経を残す」「歯を長持ちさせる」うえで非常に有効な治療法です。
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◦神経保護治療のメリット
・神経近くまで達していた大きいむし歯の場合でも神経を抜かずに残すことができる。
・歯の削る量を最小限に抑えることができる。
・神経を残すことで、再びむし歯になってしまっても異変に気づける。むし歯の早期発見・早期治療ができ歯を長持ちさせることができる。
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◦神経保護治療のデメリット
・保険適用外の治療となるため、保険の診療と比べるとコストがかかる。
・すでに痛みなどが出ている場合、症状によっては適用できないことがある。(担当医が診断を行います)
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当院では、治療をおこなう前に専門のスタッフが患者さんと1対1でお話しをする時間を作っています。
その際に今の口腔内の状態や必要な治療法をこちらから提案した上で、
患者さんに治療内容をお選びいただいております。
歯の治療でお困りの方や歯科から足が遠のいてしまっている方も、まずは一度当院へご相談ください。
お口の健康を全員でサポートしてまいります。
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みなさまのご来院を心よりお待ちしております!



