フロアフロスについて
2024年10月15日
最近肌寒い日が続いているので、体調管理に気をつけてくださいね。
こんにちは♪
歯科助手の若生です。
皆さん毎日歯ブラシだけで終わらせてはいませんか?
歯間ブラシやフロスのことは知ってるけど、面倒でやっていないという方は多いのではないでしょうか。
実は歯ブラシだけでは細かいところまではきれいにできないため、自分では磨けていると思っていても虫歯になってしまうことがあります。
そのため、フロスを使う必要があります!
また、マスクをする機会が増え口臭が気になるという方も多いと思いますが、フロスは口臭予防にも効果的なんです!
なので、今回は「フロアフロス」というフロスをご紹介したいと思います。
〈なんで歯磨きだけじゃだめなの?〉
実は、歯ブラシだけで磨いた時に落とせる汚れは全体の60%程度です。
歯ブラシの毛先は歯と歯の接している面までは届かないため、その部分には磨き残しがどうしてもできてしまうのです。
しかし、フロスはこの部分にも届かせることができます。
歯と歯の間の隙間に入れて動かすことで、歯垢などの汚れをしっかり絡めとることができます。
毎日の歯磨きにフロスをプラスすることにより歯垢除去率は“60%から80%前後”まで上がります。
なので、歯ブラシで磨いた場合と、フロスを日々のケアに取り入れた場合では、かなり大きな差があります!
〈フロアフロスは何がいいの?〉
①唾液や摩擦でフワッと糸が広がる
歯ぐきの中は柔らかくデリケートなので、硬いフロスでケアしようとすると、痛みを感じる場合があります。
フロアフロスは、唾液や摩擦でフワッと広がるように加工されていて、優しく快適にケアできます。
②384本の糸でゴッソリ絡めとる
フロアフロスはアフロヘアのようにうねる加工を施した384本もの糸が、より合わさってできています。
プラーク除去率の研究では、「他のフロスに比べて汚れが取れる」という結果が出ています。
③45mと250mの2つのサイズがある
職場などお出かけ先の持ち運びに便利な45mとお家で家族と使える大容量の250mがあり、使用する場所によって最適な大きさを選べます。
〈フロスの使い方〉
(はじめに)
指先から腕ぐらいの長さに切って両手の中指の第一関節に巻きつけます。
(奥歯)
中指に巻きつけた糸を両手の人差し指で下から持ち上げるようにして使います。
(前歯)
片方の親指と片方の人差し指で下から持ち上げるようにして使います。
(動かし方)
歯と歯の間にフロスを入れたら片方の歯に沿わせて、のこぎりのようにゆっくり動かします。
歯ぐきの中1〜2mmのところまで入れて、2〜3回こすると汚れがしっかり取れます。
1箇所お掃除をしたら汚れがフロスについているので、他の場所を掃除するときはフロスを巻き取って毎回きれいなところで使いましょう!
〈最後に〉
フロスを使ってしっかりセルフケアをすることはとても大切です。
しかし、定期的に歯科医院に行きプロの目でお口の中の状態や歯磨きやフロスのやり方をチェックしてもらうこともセットで忘れずに行いましょう。
やった方がいいことは分かったけど難しそうと思った方は、やり方を教えますので、ぜひスタッフにお声がけください!
当院でもフロアフロスを取り扱っているので、ぜひお試しください♪