歯科DXについてのセミナーを受けてきました。
2025年4月15日
皆さんこんにちは。歯科医師の大石です。花粉症で悩まされる時期ですが、外を歩けば綺麗な桜が舞う素敵な季節に癒されますね。
先日、理事長含むドクター3人と院内技工士1人の4人で飯田橋エトワール歯科医院の森陰直広先生のセミナーを受けてきました。
世間でもAIをはじめとする目まぐるしく進歩を遂げているデジタル化の波がありますが、歯科業界でも同じくデジタル化が進んでいます。当法人でも口腔内スキャナーや3Dプリンター、デジタルデータからセラミックなどの被せ物などを削り出すミリングマシンなどを取り入れております。
デジタルはまだまだ進歩途中のところもあるため、被せ物などの適合精度(縁があってるか、外れにくいか)などは熟練した技工士によって作り上げられたものには勝てないところもあります。ですがデジタルの性質や癖などを歯科医師や技工士が理解し、調整を行うことで補綴物の適合精度は大きく改善します。今回は私たちの医院でのDX化をさらに進歩させるために勉強してきました。歯をなるべく削らずに被せるオーバーレイやボンレイ治療の際の歯の削り方や作り方を実習を交えて行ってきました。
また、口腔内スキャンする際には乾燥させたり歯茎に邪魔されないようにするための削り方や工夫の仕方も学びました。ミリングマシンなどで削りだせるセラミックの材料も偏にセラミックと言っても様々なメーカーが多種多様な製品を作っています。これらの材料も色々なものが続々と開発販売されるため、どのような材料を導入するか検討する必要もあります。
当法人ではカルテや予約管理などの業務から被せ物などの型取り、被せ物などの製作、矯正治療、移植治療のレプリカ製作など様々なことにデジタルを取り入れています。どんどん新しい事に挑戦し、良いものはどんどん取り入れています。
ぜひ当院に受診された際にはどこにどんなデジタルを取り入れているか探してみてください。